【媒介契約とは?】最も選ばれている媒介契約の種類
2024.01.19
こんにちは、リオン不動産株式会社 専任の宅地建物取引士の市成です。
戸建てやマンションなどの不動産を売るときは、どのくらいの価格で売れるのか気になると思います。
相場に見合った価格で売り出すことは、結果的にその物件の売れやすさにも影響するため、
相場を調べておくことは非常に重要です。
今回は、どなたでもできる不動産相場の調べ方について解説します。
不動産業者専用のサイトに「レインズ」があります。
不動産業者は、レインズを介して物件情報を共有し、契約に繋げています。
レインズを不動産業者以外の方が利用することはできませんが、一般のどなたでも見られるサイトに、
「土地総合情報システム」「レインズ・マーケット・インフォメーション」というものがあります。
この2つはどのようなサイトなのか、使い方と合わせてご紹介します。
国土交通省が公開しているWEBサイト「土地総合情報システム」では、各地域でおこなわれた取引の情報を知ることができます。
サイト名に「土地」と付いていますが、全国の土地や戸建て、マンションが対象となっており、3か月に1回のペースで価格が見直されています。
ここで得られる「不動産取引価格情報」は、国土交通省が実施した「不動産取引のアンケート調査」に
不動産購入者が回答した内容に基づくものです。
不動産を購入してから1ヶ月くらいで郵送で届くことが多いこちらのアンケート。
あくまでアンケート調査であり、回答は義務ではないため、実際の取引の全てがこのサイトで分かるということではありません。
・アンケート結果が元になっている
・住所の詳細やマンション名、個別の様々な条件は記載されない
といったことから、該当エリアの大まかな相場を知るといった目的に合っています。
実際に取引が行われた(売買が成立した)価格を知るには、以下の流れで進みます。
①土地総合情報システムを開く(クリックで開きます)
②「不動産取引価格情報検索」をクリック
③時期・物件種類・地域を選択し、「この条件で検索」をクリック
④検索結果から、ご自身の持つ物件と面積や構造などが似たものを探す
また、同じサイト内で地価公示・都道府県地価調査の価格についても調べることができます。
前述の通り、「レインズ」は全国の不動産情報が集約された便利なシステムです。
一般の方がレインズを利用することはできませんが、レインズに登録された情報が見られるWEBサイトがあります。
それが「レインズマーケットインフォメーション」です。
こちらのWEBサイトでは、実際に取引が行われた直近一年の成約データが閲覧できます。
「土地総合情報システム」より細かい条件で検索することが可能です。
ただし、レインズと全く同じ情報ではなく、個人情報の関係でマンション名や詳細な住所は記載されません。
また、現在販売中の物件情報は含まれず、現在の相場に値動きがある場合ももちろんあるので、参考程度に確認するのが良いでしょう。
実際に取引が行われた(売買が成立した)価格を知るには、以下の流れで進みます。
①「レインズ・マーケット・インフォメーション」を開く(クリックで開きます)
②「取引情報検索」から検索したい条件(建物種別・都道府県・地域)を選択し、「検索する」ボタンをクリック
例)東京都足立区なら東京都「23区東部」を選択してクリック
※検索結果が全て出るまで多少時間がかかることがあります
③地域詳細・沿線・最寄駅・駅からの距離・価格・専有面積・間取り・築年数・成約時期など、気になる条件で絞り込み、「検索する」をクリック
④検索結果から、ご自身の持つ物件と面積や構造などが似たものを探す
SUUMOやホームズ、アットホームなど、不動産に関する総合情報サイトは数多く存在します。
賃貸物件を探すとき、家を購入するとき、一度はご覧になった方も多いのではないでしょうか。
売り出し中の物件が多数掲載されており、自分のエリアで近い条件の物件がいくらくらいで売り出されているのかを自由に検索することが可能です。
ただし、不動産ポータルサイトに載っている価格は「売り出し価格」であって「成約価格」ではないということを覚えておきましょう。
高く売るためには相場だけでなく、物件の良さをしっかりと評価して査定してくれる不動産会社を見つけることが大切になってきます。
市場調査が上手な不動産会社や、真摯な対応で好印象なところは、相場を大きく下回るような提案をせずに、買い主を見つけてくれるはずです。
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