不動産会社のおこなう「販売活動」の中身

こんにちは、リオン不動産株式会社　専任の宅地建物取引士の市成です。

不動産売却を考えている方、始められた方の中には、

今回は、不動産会社のおこなっている「売却活動」の中身について、おおまかにご紹介します。

あくまでも当社の場合であり、どの会社もまったく同じ動きをしているとは言えないので、参考にご覧ください。

レインズ（REINS）へ登録

物件情報が揃ったら「レインズ」という不動産業者専用サイトに登録します。

ほとんど全ての不動産会社はレインズをチェックしているので、広く物件情報を届けることができます。

専属専任媒介・専任媒介の場合、レインズへの登録が義務付けられています。
登録されているか不安な方は、登録証明書を発行してもらうと良いでしょう。
初回登録後は「登録証明書」、2回目以降の取得は「変更登録証明書」という名称で出せます。

顧客への物件紹介

過去お問い合わせのあった顧客を中心に、条件の合う顧客へメールや電話などで物件を紹介していきます。

たくさんのお問い合わせが毎月ある会社だから、条件の合う顧客もたくさんいる、とも限りません。

充実した顧客対応をおこない、直接会って話したり、定期的に連絡を取ったりしている顧客が多いかどうか。
実需物件（所有者本人が自己使用をする目的の不動産）の場合は特に、物件周辺の地域住民へのアプローチが豊富かどうか、が重要です。
実店舗に足を運んでみたり、担当者と話したりしながら見極めていただけたらと思います。

宣伝・広告作成

物件情報を店頭へ掲示したり、スーモやホームズなどのインターネットの不動産ポータルサイトへ掲載していきます。

今は何でもネットで検索して情報を仕入れる時代ですから、インターネット広告によって個人の購入希望者が見つかることはとても多いです。

当社【リオン不動産株式会社】では不動産ポータルサイトでの集客に力を入れています。
全て自社の専門チームにより、ハイクオリティかつスピーディーに登録・更新しています。

これを載せてほしい、アピールしたいという内容があれば、ぜひ伝えてください。

また、売却を周辺住人に知られても問題ない場合などは、チラシを撒いたり、住宅情報誌へ掲載したりといったこともあります。
（近年はチラシを見る人も減り、あまり効率が良くないのでしない会社も多いです）

ポスターやチラシ、広告素材の作成料は、成約後に不動産会社に支払う仲介手数料に含まれるので、基本的に別途費用はかかりません。

ただし売主様から依頼して、通常は行わないような特別な販売活動・広告活動をした場合は、別途費用を負担することになります。

どこから「特別な販売活動・広告活動」なのかは不動産会社によります。
詳しく知りたい場合は、気になる不動産会社の担当者に確認してみるのをおすすめします。

オープンハウス開催

空室の場合、オープンハウスをおこなうこともあります。

物件のあるエリアにチラシを撒いたり、看板を掲示したりして告知し、土日や祝日を中心に実施します。

購入を真剣に考えている人たちに物件を実際に見てもらえるので、その場で購入申し込みが入ることもあります。

立地やエリアによっては、集客が厳しく開催できない場合もあるので、オープンハウスをしてほしい場合は担当者に相談してみましょう。

内覧準備・実施

購入を検討している方に、物件を直接見ていただきます。

営業担当者はそれぞれ、物件の魅力をしっかり紹介できるよう準備しています。

定期的に清掃をおこない、いつ内覧が入っても良いように整えるのは基本的に売主様の方で行われる作業です。
水回り、玄関、リビングはもちろん、バルコニーやにおいもチェックしておくと良いです。
汚れがひどい場合、プロに任せるのも一つの手です。費用は数万円かかりますが、高く売却するための投資として考える方もいらっしゃいます。

真剣に購入を考えている方へ好印象を与えられるよう、一緒に頑張りましょう！

事前の確認・相談が大切

不動産をスムーズに売却するには、販売活動の中身を知り、任せる会社を見極めることが大切です。

実績の多いエリア、得意な物件種別、広告活動をどこまでおこなってくれるかなどを事前に確認し、必ずしてほしいことがあれば相談してみましょう。

当社【リオン不動産株式会社】は、不動産に関するご相談をいつでも無料で承っております。
ぜひお気軽にご相談ください。